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平成22年7月10日
No. 217 |
平成4年(1992年)7月に大阪ビデオクラブが誕生して今月で19年目になりました。 |
| ■8月例会のお知らせ |
| 8月例会は14日(第2土曜日)の午後6時より難波市民学習センター(OCATビル4階)で開催します。15分以内のミニDVテープによる作品を持ってお集まりください。出席表の題名の横に音声の明細(16,12ビットの1か2かミックスか等)と(DV)(W)(HDV)を必ず書いてください。 |
| ■年会費¥7,000.-の納入をお願いします |
| 7月例会で大勢の皆さんから会費を頂戴しましたが、未納の方は会計担当の紙本世話役さんにお支払いください。どうかよろしくお願いします。 |
| ■7月総会での決定事項 |
| 例会に先立ち午後1時30分から開催しました世話役会での結果を総会で皆さんに計り、決まりました事柄を下記します。 @本年度の秋の撮影会は11月21日(日曜日)に万博公園で行います。 A新しく井脇 務さんに世話役になってもらいました。よろしくお願いします。 B今年の大阪アマチュア映像連盟の映写会には当クラブから2〜4本の作品を選出しま した。来る8月末の全クラブの選考会終了後、作品名を発表します。 C最近の会員数減少に伴って年会費の値上げが必要になりますが、本年度は据え置いて来期から考慮する事になりました。 D最近の例会作品の減少に伴って作品制限時間を従来の10分から15分以内とします。8月以降12月迄を試行期間とし、再度検討する事にします。但し、例会出席の皆さんに迷惑にならない様、鑑賞に値する作品とする事が条件です。 E新たに「アーカイブス・タイム」を設けます。例会で作品本数が少ない時のみに設定します。この場合、8ミリフィルム作品も考慮して上映時間の制限は設けません。作品は必ずDVテープに収録して持参してください。希望の方は前もって事務局まで連絡してください。8月例会で必要な場合は有村が用意します。 F例会場告知板、及びホームページで大阪ビデオクラブの存在をPRし、新規会員の募集に会員皆さん共々努力します。(ホームページは既に坪井さんが作ってくれました。ご確認ください。) |
10日(第2土曜日)午後6時よりいつもの例会場で開催しました。出席者は24名、出品作品は11本でした。司会は有村さん、書記、合原さん、技術、吉岡さん、受付、藤原さん、紙本さんの担当で行いました。途中休憩の後、第19期の総会を開催しました。 ※ |
1.川口晃市さん 鶴見緑地 その2 |
鶴見緑地公園シリーズ第2作目。水の館ホールではアートフラワー等が展示されています。続いて花博20周年記念、花・緑フェスタの看板の後、各種行事が行われていました。カメラは一旦外へ出て、いのちの塔の展望台へ上り、場内や市街を遠望されます。途中ノイズが出て中断、機械を取り替えてやってみたが又同じノイズが…。結局上映はラストに持ち越されて、デッキも以前使っていたDVデッキに切り替えてようやく全体を拝見したというトラブルがありました。原因は何だったのでしょうか。機械とテープの相性が悪かったのかも知れませんネ。作品は落ち着いて三脚も使ってがっちりと撮られており安心して見ておられました。 |
| 2.上総修一郎さん
スリランカの顔 |
47〜48年前の8ミリフィルムのテレシネ版、アーカイブス作品です。この所作品が少ないので「枯木も山の賑わい」と、古い作品を持参したと先ずは作者の弁。私も初めて拝見する作品でした。スリランカの素朴な現地住民の姿を興味深く拝見致しました。今ではこうした映像はとても撮れないだろうと思います。何でも一般のツァーではなく一人で行ってこられて撮影されたそうで、若き頃の血気盛んな作者の意気込みが感じられる作品でした。 |
| 3.井脇 務さん
立山室堂 花と雷鳥 |
立山の雷鳥を撮りたいと5年がかりで通い、ようやく昨年雷鳥の親子を撮影することが出来ました、という作者の弁がありました。季節は今頃の7月でしょうか。残雪があります。日本最高の地にある温泉の建物や、ミヤマキンポウゲの黄色い花、コバイケイソウの白い花、ヨツバシオガマの赤い花、ハクサンボウフウの白っぽい花火の様な花、鮮やかなコオニユリの赤い花等々の高山植物が次々に紹介されます。雷鳥を探す間にも高山植物の美しさにも気をとられたのでしょう。最後に運よく雷鳥の母親と6羽の子供の姿を撮影するチャンスに恵まれておられます。5年振りの執念で、やったぁ!と思わず撮影に夢中になられた姿が思い浮かべられました。雷鳥のカットが可成りの長回しでカットするのがしのびなかったのでしょう。その気持ちが判るだけに一番喜んで満足そうな作者の顔が一発入ってENDになれば、作者の思いがばっちし伝わったのになぁ、と思いました。 |
| 4.田中良三さん
琉球村探訪 |
沖縄本島の中心付近にあり、文化村みたいな所だそうです。文化村と云っても観光を意識して造られている所です。中には7つの古い民家が集められて保存されてあり、唄や踊り、陶芸、織物等伝統芸能や技術が活かされています。いかにも沖縄といった感じで一般の観光ツァーとはひと味違った映像になっていました。エイサーという踊りとタイコ、お盆の時の霊送りの唄とのことなど、作者のインタビューで歴史が解き明かされていきます。その後、ちゃんぶる劇場で踊りがあってENDになりますが、一般の観光コースにない施設との事で、どれだけの観光客が訪ねて行っているのだろうかと、施設の維持費が大変なんだろうなぁと考えてしまいました。いつまでも無事、こうした文化遺産は残していってほしいものです。 |
| 5.合原一夫さん
笹だんごの葉っぱ |
今年の課題「葉」をテーマにしたコンテストは、去る5月29日(第5土曜日)午後6時より行われましたが、その時15名の出席者と9本の作品出品があり一人3票の持ち点で投票した結果11票を獲得して最優秀賞に選ばれた作品です。凱旋上映といった所です。作品は作者には数少ないノンナレで会話とテロップだけで、ホームムービー的に話が進んでゆきます。新潟より昨年通りに土地の名菓「笹だんご」が宅急便で送られてきた所から話は始まります。おだんごを美味しく頂きながら、おだんごを包んであった熊笹の葉っぱが立派なことから、これを利用して昨年お人形を作った事を思い出し、今年も作りましょうという事になりました。手芸好きの妻により人形が作られ、昨年作られた分と合わせて公園に持って行き、自然をバックにお人形の一行をカメラに納める、といった一連のストーリーです。単なる出来るまで映画にしなかったのが良かったのではないかと思っています。 |
| 6.有村 博さん
京都観光 二日間 |
映像仲間が大勢集まる年一度の総会が今年は京都で行われましたが、これは2泊3日目と京都観光された時の映像です。トップシーンは京都タワーからの市内遠望。京都市内が一望出来てよき眺めです。夜など二人連れの客など多いのではないかと思います。続いて高台寺に行かれました。その近くに坂本龍馬の碑や墓があったようです。龍馬の墓がこんな所にあったとは知りませんでした。その後あじさい寺で有名な三室戸寺、10円貨幣にある宇治平等院、伏見の酒蔵など観光名所めぐりです。その後画面は一転して鴨川の川床料理「がんこ」にて舞妓さんと共に総会と観光に参加された映像仲間が出てきました。ここでは舞妓さんが写真の被写体として引っ張りだこです。ラストは舞妓さんの踊りで締め括られました。京都は近いので何時でも行けると思うのですが、何かきっかけがないとなかなか観光や撮影に行かないものです。昔一度は行った事のある所が多かったのですが、こうした機会に再び訪れるのも良いものですね。 |
| 7.紙本 勝さん
美濃16宿 その1 |
紙本さんは京都から出発して中山道の分岐点草津から美濃16宿を経て江戸日本橋まで歩き通された由で、その健脚振りには驚くほかありません。ですから、その時の記録は総て撮り終えているので年内一杯はこのシリーズが続きそうだ、ということで「その1」はまずは宿場めぐりの第1作目なのでしょう。今回は今須宿から関ヶ原宿まで10数キロも歩かれた時の様子です。特徴はご自身も入っての撮影という事で、普通にウォーキングする人の2倍位は歩かれたのではないかと敬服致します。近頃はインターネットを見ると、同じ道を歩いた人のコメントが多く見られるそうで、それを参考に撮影ポイントを探して行かれるようです。古戦場の跡とか芭蕉の句碑とか古い家並みとか、さすが見せ場が次々と出てきます。歴史とロマンに満ちた中山道の一端を見せて頂きました。 |
| 8.柴辻英一さん
堺旧港観光市場 |
毎月第2日曜日に堺市の大浜で開催されているイベントだそうです。旧海軍旗のようなくるくる回る画面の上にP in Pで色々の行事の映像が重なって出てきます。魚市場でのまぐろの解体場面、いろんな食材の店、インドネシア料理教室、地元テレビ局の取材風景、古式ゆかしき包丁式まで出てきました。旧海軍旗のようなバックの絵はポスターの図柄だそうです。こういう映像表現はやはり芝辻さんだから出来る映像で遊び心充分な作品で楽しく拝見致しました。 |
| 9.板谷 濶さん
in Kobe 五月の一日 |
すがすがしく晴れ渡った五月の一日、作者は神戸の港と異人館街へ行かれ撮影を楽しんで来られました。メリケン波止場公園も良いですね。バンドやってる人、恋人同士、木陰で憩う人たち、港を出て行く船、青空にくっきり浮かぶポートタワー、白い骨組みの海洋博物館、そのバックに市役所の高層ビル、終日のんびり、こんな所で過ごすのも良いもんだなぁと思ったりしました。異人館も人がいて絵になって良いのですが、港だけでゆっくりのんびりしたかったな、と突然、場所を移動された事に少し残念な気もしましたが、港だけでは少し物足りなかったのでしょうか。 |
| 10.河合源七郎さん
長滝の延年 花奪い |
岐阜県郡上市白鳥町にある白山神社の祭りを取材されています。そこの祭りは毎年1月6日に行われる事から「六日祭」と呼ばれていますが、天井からつり下げられた花笠を奪う事から「花奪い祭」とも言われています。今から凡そ480年程前の天文年間の頃から行われてきた伝統行事です。元々は仏教の大法会の後、僧侶や稚児などが行った余興の延年と平行して拝殿の天井から吊された花笠を奪い合う行事として伝えられてきたようです。花笠は直径が50センチの芯に造花を挿して、芯の周囲には2メートル位の紙垂が飾られています。これを高さ7メートル近くある天井に吊り下げ、若者たちが人垣を作ってこの花を落とす訳です。一方、神事や他の延年行事(露祓い、乱拍子、田歌、花笠ねり歌、しろすり、田舞等々)は平行して行われており、動と静との組み合わせが何とも奇妙な雰囲気を醸し出しています。いずれにしても、いつもながら変わった祭を見せて頂く作者に感謝です。 |
| 11.岡部起久央さん
何れ菖蒲か杜若 |
題名から美人が大勢出てくるのか、との期待感がありましたが、花菖蒲園での花の映像そのものでした。場所は奈良市郊外の柳生花菖蒲園だそうで一農家の人が20年前から開園し、今では400種80万本の花菖蒲があるそうで、画面からもその華麗さが伝わってきました。題名は、その昔、源頼政が沢山の美人の中から1人を選ぶ際に詠んだという「いずれあやめかかきつばた」との語源らしいのですが、昔はあやめと云われていた花を江戸時代に品種改良されて花菖蒲になったという事です。この観光農園には花菖蒲ばかりで、かきつばた(杜若、燕子花)は植えられていないようなので、タイトルの付け方に少し疑問は残りますが、まずはすっかり眼の保養になりました。 |
| 以上で総ての上映を終わり、いつものように喫茶組と居酒屋組に別れて2次会を楽しみました。 (7月の講評・合原一夫) |